あやうし!すいまる!
事の起こりはこのようなものでした。
いつものように朝6時からの早朝清掃に出勤し、スタンバイしているすいまる(注:愛用の業務用掃除機につけた名前)を携えて、清掃するテナントが入っているフロアに向かいました。
エレベーターを降りて、すいまるを持ち上げると何やらいつもと違う違和感が...。おかしいなと思いながら改めてチェックすると、取っ手があってはならぬほどにパカパカとしているではありませんか!

(通常はこのようにガッシリとホールディングされるべき取っ手)
どうやら持ち手の片側の根本の固定が外れてしまい、もう片側の根本だけで辛うじて持ち上げられる状態になっていました。このままではいつか負荷に耐えられずバキッといってしまいそうです。そうなれば...すいまるの運命は...。眠くて辛いときにも力強く塵を吸い続けてくれたすいまる。椅子やパーテーションに引っかかって動けなくなっているすいまる。吸引力の変わらないただ一つのすいまる。せっかく仲良くなれたのにこれでお別れになってはあんまりです。なにかの間違いであってくれと思いながら、この日の清掃はニトログリセリンを取り扱うが如くに執り行われました。

(僅かの震動も許されません)
ふと窓を見ると、ブラインド越しに外は強く雨が降っていました。遠くではガザも空爆されています。すいまるも、世界も、自分自身も何かがおかしくなっている。そのように感じました。平衡感覚を失いかけたその時、尊敬する土田浩翔プロのアドバイスを思い出しました。「いいかい。日常に変化を少しずつ加えてみるんだ。30分早く家を出るとか。いつもと違う道で帰るとか。それが麻雀の感性を磨いていくんだよ」とおっしゃっていました。思えば最近、日常も麻雀もルーティーン化してしまっていたのかもしれない。「よし!近いうちに動物園でも行ってみよう。そして動物たちの醸し出す臭い匂いでも嗅いで生を実感しよう!」 そう思いました。

(こういう時には天王寺動物園にかぎる)
さて、清掃を終えてすいまるの胴体を抱えながら廊下に出ると、見慣れない大きさの1本のネジが落ちていました。「もしやこれがパカパカを直す鍵になるかも!」と思って拾い、現場リーダーに報告しました。するとリーダーはこのように言いました。「またなったか!この安物!前の人ん時も同じようになったんや〜。ドライバーで分解してネジつけたら直ったんで今度もまたやっときます」とのこと。
「良かった直るんや!」と喜んだ反面、すいまるがリーダーに安物扱いされていると知り、少し複雑な気持ちになりました...。たしかに聞いた事ないブランドのロゴが入っていたので薄々勘づいてはいましたが...。しかし!すいまるは安くて、よく吸って、コードも長くて、おまけにコードの断線防止加工まで施されている!おまけに可愛い!こんなにいい奴はなかなかいないのです。安物でもいい。たくましく育ってほしい。みなさんもそう思いませんか?
麻雀を始めて良かったこと①
こんばんは!スーパー雀士です。
今日は初心に帰って、麻雀を始めて良かったなあと思うことについて考えたいと思います。
麻雀を覚えて良かった事はそれこそ星の数ほどあるのですが、まず一つ挙げるとすると「漫画やアニメで麻雀のシーンが出てきた時に、その面白さの意味をより深く理解できる」ということがあります。
具体例をあげると、私が子供の頃に観た映画で「クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦」というものがありました。

(ご存知の方はおられるでしょうか?)
正直、ストーリーは今ではよく思い出せないのですが、劇中で麻雀をするシーンがあった事だけはとてもよく覚えています。その中ではハードボイルドな雰囲気の中でマサオくんが華麗に役満をトリプルロンされてしまいます。

(実際なら冷や汗どころではない)
その時のアガリ申告で、ボーちゃんが「大三元」、風間くんが「国士無双」と言ったのは分かったのですが、子供の私はしんのすけの言った役名が正しく聞き取れずに、「スワンコタンキン」と間違って覚えていました。その時には「へー、麻雀にはスワンコタンキンという凄い役があるんだなあ」という印象でしたが、大人になって麻雀を覚えたことにより、「ああ、あれはスワンコタンキンではなく、四暗刻単騎(スーアンコタンキ)だったのか!」と気付くことが出来ました。
役満トリプルロンという事態がいかにとんでもないかという事も分かるようになりましたし、3人が役満をテンパイ(アガリまであと1手の形)している異常な状況の中で、「よっしゃ!」と言いながら🀄️を切り飛ばすマサオのヤバさにも感心させられます。

https://m.youtube.com/watch?v=ZryfwS8CJ74
(秀逸なMAD動画の面白さもより分かる)
麻雀漫画やアニメには数多くの名作がありますし、それ以外にもこのクレヨンしんちゃんのように小道具として麻雀が用いられるケースは小説やドラマの中でもあります。
それらは麻雀が分からない人でも面白さが伝わるようになっていますが、麻雀を実際にやるようになってから味わうと格段にその面白さを理解できるようになります。
麻雀はイマイチ...という人も新しい面白さの扉を開くための一つの手段だと思って、気軽に麻雀を始めてみてほしいです!

(私も面白そうな本を見つけたのでさっそくAmazonでポチりました)
睡眠第一主義
恐るべき頻尿。
思えばこれまでの人生において頻尿とは無縁の人生であった。親父は頻尿持ちで、夜に何度も起きてトイレに行く姿を見て、「フッ。歳を取るとは哀れなものよ」と思っていた。
しかしここ1週間あまり、頻尿の悪夢が私の身にも降りかかってきた。酷い時には1時間に2、3回もトイレに行きたくなる。このままではサボり派遣社員のレッテルを貼られてしまう事は必定だ。私は原因の究明を開始した。
仕事の合間に「頻尿 原因」と検索する。すると、一つ目の原因として浮上したのが、タンパク質の過剰摂取による腎臓への負担である。最近、筋トレに励むようになった事でプロテインシェイクをはじめ、鶏むね肉、ササミ、ブロッコリー、卵、サーモン、豆乳、その他いかにタンパク質を摂取するかで頭が一杯になっていた。しかしネット上の野生の医者によると、タンパク質の過剰摂取は腎臓に大きな負担がかかるそうだ。筋肥大を求めて頻尿になってはたまらない。私はタンパク質のオーバードーズはやめることにした。

(マッスル北村、伝説のスペシャルドリンク)
次に思い浮かんだことはカフェインの取りすぎである。正直に打ち明けるが、今メインでやっている仕事はものすごく暇である。4〜5時間、何もせずただ座っているだけの日もある。しかし人の目があるので眠りこける訳にはいかない。そのため、お昼休みには必ず自販機でコーヒーを飲むようになっていた。眠気に耐えるための必要経費だと思っていたが、カフェインは頻尿を誘発する原因となるようだ。私はお昼のコーヒーをやめてカフェインレスのルイボスティーを飲むようにした。

最後に、そしてこれがおそらく最大の原因であったのが睡眠不足である。週に2回、3月から私は早朝のオフィスビル清掃の副業を始めた。これは早寝早起きの習慣をつけたいという考えがあったからだ。仕事が朝6時からなので5時には起きないと間に合わない。おかげで早起きはできるようになったのだが、問題は早寝ができないという事にある。私は夜型人間なのでこれまで寝るのは午前2時ごろ。さすがに午前2時就寝、午前5時起床では死んでしまう。理想をいえば午後9時には寝たいところだがなんやかんや寝るのは日付が変わった頃になってしまう。しかも「朝5時に起きねば!」という思いにより、熟睡ができなくなり寝ているのか起きているのか分からないようになってしまった。このダメージが頻尿に繋がっているのではないだろうか。
そう思い、疲れも限界に来ていた私は昨日、家に帰って着替えると夕食も食べずに19時から泥のように寝はじめた。こんこんと眠り、起きると翌朝8時であった。13時間睡眠。体調は嘘の様に回復し、頻尿は消え去った。
これが睡眠の力か。そして今、帰ってネット麻雀をしてみると会心の打ち回しができ、見事1位を獲得することができた。
睡眠、この偉大なるもの。
これからの人生は睡眠を中心に組み立てていこう。そう固く決心した6月の出来事である。

筋トレの時に何を聴くか問題
どうもスーパー雀士です。
最近、新しくワイヤレスイヤホンを買いました!特に運動時に音楽を聴くのにとても捗っています。

(SONYのWF-C500です!)
麻雀も勝負事である以上、大切なのはやはりフィジカル。そう考えまして最近は日々筋トレに励んでおります。
そこでもっぱらの課題に浮上してきたのが、「筋トレ中に何の音楽を聴くか問題」
ワイヤレスイヤホンの操作に慣れていないこともあって、筋トレを開始したら選べるアルバムはただ一つのみ。巻き戻しの方法が分からないので、片道切符の暴走機関車状態です。

(筋トレ中の私)
そうなるとiPhoneの中のどのアルバムを選ぶかが大事になってくるのですがこれがなかなか難しい!わざわざダウンロードしているアルバムばかりなので基本どれも好きなものなのですが、問題はアルバムにはアップテンポな曲ばかりではなく、途中にしっとりしたバラードが入っている事が多いことです。
一回の筋トレは大体40分〜50分ぐらいで、その間ずっとテンションを上げてくれるアルバムを色々と試してみたのですが、中々しっくり来る1枚が見つかりません。

(筋トレ中にback numberを聴くのは崩れ落ちそうになるのでオススメしません)
今、ジムで一番よく聴いているのはBon Joviの『Greatest Hits』です。

1曲目の「Livin' on a Prayer」から始まり、「You Give Love a Bad Name」から「It’s My Life」へと繋がる上位打線はベッツ、大谷、フリーマンを彷彿とさせます。

(MVPトリオ級の破壊力)
しかし、ここでまた問題になってくるのがやはりバラードの存在...。「Always」などは珠玉の名曲なのですがテンポがゆっくりなのでどうしても筋トレのリズムと合わなく感じます。しかし無碍にスキップする訳にもいかず...。
こうしてまた筋トレの時に聴く音楽探しの旅は続いていきます。みなさんオススメのアルバムはありますか??また見つけたら報告したいと思います。

(It’s My Lifeはやはりテンション上がる)
まーすた京都店に行ってきた話
リアル麻雀のアウトプットをするべく、昨日は「まーすた京都店」へ行ってきました!
17時に仕事が終わった後、ダッシュで京都駅へと向かいます。

メルパルクに近いこの出口からやと近いです!目の前の交差点を渡ります〜。

到着!外観です。
ニュー末広ビルの5階だそうですが雀荘の看板が見つかりません。

(どこだ?)
ビルに入って郵便受けを見ると、どうやら「趣味の会」というのがまーすた京都店の事を指しているようでした。

(隠しコマンドかな??)
エレベーターで5階まで上がります。

(乗るか乗らざるか。それが問題。)
エレベーターを降りると、スタッフの方が3名ほど、先客が2名おられました。利用がはじめてという事でまずは会員になりました。
スタッフの杉原さんにお話しを聞くと「マーチャオ」という有名な雀荘グループのノーレート健康麻雀店版が「まーすた」だそうです。
曜日によってルールやレベル感が異なるようで、水・土がMリーグルールの競技会、金曜日が赤あり東風戦になっています。(2024.5.10時点) 初心者の方は金曜の方がいいかもです🔰


(リアル麻雀の経験値を積むのにオススメ!)
しばらくすると卓に案内されまして、そこから18時から23時までノンストップで打ちました!
みなさん温かい感じでやりやすかったです!
料金は1ゲームが終わるごとに支払うシステムになっており、着順×100円でした。
東風戦で打ちながら会話してもOK、禁煙なので服にタバコの匂いがつかないのも良きです。
この日は最高7卓まで立って、とても賑わっていました。

(右下の白セーター背中マンが私です。)
最終結果は2-2-3-4-4-3-2で初トップは持ち越しとなりました〜。リーチは打ちまくりましたがチャンス手をうまくアガれなかったのが痛かったです。テンパイ即リーばかりではダメという事を今日は改めて学びました。
代走で一瞬だけ入られたスタッフの杉原さんは麻雀に人生の大部分を捧げた者のみが出せる強者のオーラを出しておられました。代走というのはお客さんがトイレなどで席を外している間にスタッフの方が代わりに打つ事なのですが、杉原さんが代走に入り、その後に卓に戻ってきたお客さんが「さすが杉原さんという手になってるなあ」と感心しておられたのが印象的でした。

(麻雀強者はオーラが違う)
23時。店を出ると外はもう真っ暗になっていました。やはりもっと修行が必要だなと思いながら帰路につきます。

地下鉄で今出川駅まで戻り、自転車を停めさせてもらった同志社大学のキャンパスでふとこのような言葉を見つけました。

「人生の幸いは、己れ自ら幸福を得るにあらず。真道に歩み、身真道に委ね、真道を以て他人を益するにあり。 新島襄」
自分にとって真道とは何か?一日の終わりに今日はそのような事を考えました。
我が相棒「すいまる」について
掃除機。それはこの世の真理。
どうもスーパー雀士です。
おかげさまで早朝清掃のアルバイトを始めて早1ヶ月ほどが経ちました。
早寝早起き(特に早寝)にはまだまだ慣れませんが、仕事の方は大分慣れてきました!
仕事内容の主を占めているのがオフィスビルに入っているテナントの掃除機かけです
オフィスなのでそこまで汚れはひどくありませんが、よく見ると細かい紙くずやホッチキスの針がチラホラと落ちています。

(絨毯に食い込むホッチキスの針ィ...。)
これらを限られた時間内で綺麗にする事を上司に課せられている私にとって心強い相棒。それが「すいまる」です。

(すいまるのイメージ図)
早い話しが業務用の掃除機なのですが、あまりに愛おしいのでつい自分で「すいまる」と命名してしまいました。
早朝清掃では3人でフロアを分担して掃除機をかけるので、1人に1台ずつ掃除機が割り当てられています。
私に割り当てられた掃除機には水色の紐が識別のための目印として結び付けられておりました。「水色=水=すい=吸い=すいまる!」このような連想を経て、彼の名前はすいまるに決まりました。
すいまるはとてもパワフルです。ダイソンなど目ではありません。まるでジャイアント白田のようにその丸いボディへとゴミを無尽蔵に吸い込んでいきます。
吸引力もさることながら、特筆すべきはコードの長さです。広いオフィスにもかかわらず、すいまるはなんと1ヶ所にコンセントを刺すだけで、抜き直すことなくすべての床をカバーできるのです。
長いケーブルさえあればコードレス掃除機など不要!力こそパワー!すいまると共にいると、このような全能感が込み上げてくるのです。
朝6時。孤独なオフィス。誰もいない部屋で頼れるのは己の身体とすいまるのみ。
そのような空間で私は語り得ぬ物たちの声を聴くのです。くたびれた椅子。室内履きのサンダル。デスクマットの下に飾られた家族の写真。その持ち主がどのような人物であるのかを雄弁に語りかけてきます。
語り得ぬ物たちの声を聴くこと。これは麻雀においても大事なことです。リアルで麻雀を打つ喜びとは相手の麻雀を打つ所作、打牌の一つ一つから相手の強さ、麻雀に向き合う姿勢を感じ取る瞬間にあると思います。
語り得ぬ牌たちから打ち手の人間性を感じとり、また自分自身でも伝えていく。そのような境地まで到達できれば雀士として本望だなと思います。
いつか麻雀の高みへと辿り着いた時、今日の日のすいまるの力強く、また愛おしげな、懸命にゴミへと立ち向かう勇姿を思い起こすことでしょう。


